人間の生命活動は、大自然の営みの中で行なわれています。
「そんな大袈裟なこと考えなくても、毎日が楽しく過ごせればいい!」
そう思うかもしれませんが、毎日を楽しく健康的に過ごすためには、とても大切なことなので、一度よーく考えてみましょう。
地球は太陽の周りを回っています。
このため、春夏秋冬という季節ができます。
そして、地球自らも自転しています。
当たり前ですが、これが、朝、昼、夜という一日を作っている理由です。
春は草木が芽を出し、伸張し、あらゆる生き物が活動を開始します。
夏は緑がおおい茂り、生物の活動の絶頂期をむかえます。
やがて、秋になり、果実が実を結び、草木がかれ、動物の活動も収束に向かいます。
そして冬になり、新たな種が地中に根を張り、次の春を迎える準備をします。
動物も冬眠の時期であり、次の活動期のための準備の段階です。
一日の中にも、活動開始である朝、活動が活発の昼、活動収束の夕、就寝の夜、といった流れがあります。
つまり、人間の生命活動も、自然の営みの一部なのです。
では、人はなぜ病気になるのでしょう?
それはつまり、正しい生命活動が行なわれなかったからですね。
病気になるということは、自然の営みに反した生活や習慣の結果であるといえます。
病気はその人の生き方をあらわしているのです。
病気を本当に根源から治すためには、いかに自然の営みに反した生活や習慣を改めるかにかかっています。
では、自然の営みとはいったいどういうものなのでしょうか?
次回はもう少し掘り下げていきましょう。
# by sizenkenkou | 2006-04-12 02:30 |
健康
職業上、私は医療関係の方と接する機会がけっこうあります。
そうちの一人が先日こんなことを言っていました。
「日本人の平均寿命はどんどん延びている。
これは西洋医学の進歩のおかげだ。
今後10年くらいで、病気での死は無くすことも可能。
近い将来、人類は老衰死以外では死ななくなる。」
あえて反論はしませんでした。
おわかりかと思いますが、私はこの考とは全く対極の位置にいます。
はたして、医療の進歩が、病気を全く無くすことが出来るのでしょうか?
確かに、平均寿命は延びてはいます。
ですが、病人の数は、減るどころか毎年増加の一途。
医療は進歩しても、病気は全く減っていないんです。
さらに、“生きる”ことと、“死んでない”ことは、全く違います。
「人類の知能は、人工衛星を作り出すほど。しかし、虫一匹作ることすら出来ない」
小林 三剛
生命は、人間のちっぽけな頭脳によってコントロールできるものではありません。
生命活動は、大自然の働きの一部です。
こういった視点で、もう一度、“人はなぜ病気になるのか”を考えてみませんか?
# by sizenkenkou | 2006-03-29 10:19 |
健康
「100%正しい忠告は、まず役に立たない」 河合隼雄 (週間 岡本吏郎より)
この言葉、本当に共感できます。
病気で苦しんでいる患者さんは大勢います。
その患者さんにとって、最も大切なお話をしたときほど、通じてないな、と思うことはありません。
それどころか、話す段階にまで行かない場合がほとんどです。
話しても受け取ってくれない。
否定される。
そう感じたときは、私は本音をしゃべりません。
なぜか?
それは、タイミングが大切だからです。
受け取る準備が出来ていない人には、何を言っても通じません。
例えば、タバコをやめることが出来ない人に、「タバコをやめたほうがいいです」と言うのは、言っていないのと同じです。
私が本音でしゃべれるとき。
そのときは突然やってきます。
患者さんの準備が整ったときです。
このときほどうれしいことはありません。
ところが、本音でしゃべれるときがずっと来ない。
残念ですが、こういう人もいます。
後は、忍耐です。
待つしかありません。
その時は突然訪れるので、ずっと来なくても、来る日を信じて待つしかありません。
私の言う、本音でしゃべれる患者さん。
それは、以下の質問が理解出来た患者さんたちです。
人はなぜ病気になるのか?
わかります?
偶然?
生まれ持った体質?
働きすぎたから?
無理しすぎたから?
ストレス?
旦那が?
奥さんが?
上司が?
だからしょうがない?
しょうがないから可哀想?
果たしてそうでしょうか。
病気になる本当の意味。
これが理解できる人は本当に少数です。
ですが、
この意味を理解しない限り、実は、真の健康は手に入らないのです。もし、皆さんが今病気で苦しんでいるのなら、なぜ自分は病気になったのか。
もう一度、この意味をしっかり考えてみてください。
この意味を本当に理解できたとき、あなたは真の健康への第一歩を歩むことになります。
次回は、病気になる本当に意味について、もう少し掘り下げてみることにします。
# by sizenkenkou | 2006-03-15 15:11 |
健康

先日、今流行のスーパー銭湯に行ってきました。
日曜だったため、大勢の人たちで混み合っていましたが、その人たちの裸を見てとても驚きました。
なんと、痩せている人がほとんどいないのでした。^^
8割の人のお腹が、ボヨンとたるんで出っ張っている。
その人たちをよく観察すれば、顔色はつやがなく、土色で乾燥気味。
目は黄ばんでいて輝きがない。
頭は薄く、みんなだるそうで覇気がない。(--)
そのとき私は、「将来ああはなりたくない!」と思ったものです。
しかし、8割の人間があのような体型と言う事は、将来そうなる可能性が十分にあるということです。
普通の生活をすれば、大抵はあのようになってしまうということ。
そうなのです。
現代は、普通の生活をすれば、みなお腹が出てしまう時代なんです。
普通の体型を維持するために、特別なことをしなければならない時代なのです。
十数年前までは、太っている人の方が珍しくなかったですか?
普段は服を着ているので、なかなか判りづらいですが、裸になれば一目瞭然。
現代人は肥満だらけ。
2、30年前は、太っている人もあまりいなかったし、いわゆる、生活習慣病の人も数が少なかった。
しかし、現代は、健康人を探すのが大変なくらい。
昔と今との決定的な違いは何か。
それは、なんと言っても食生活。
これに尽きます。
欧米中心の食生活。
これが肥満の大元^^
もう一度食生活を見直してみましょうね。
# by sizenkenkou | 2006-02-14 09:45 |
健康
皆さんは、ストレスが最も溜まるときってどんなときですか?
人間、最もストレスが溜まる状態。
それは、命の危険を感じるときだそうです。
では、とりあえず、自分の身の安全が確保されたとして、その次にストレスを感じるときとはいったいどういうときでしょう?
私の場合ですが、
“自由がない”ことにとってもストレスを感じます。
色々なことに縛られ、やらなければならないことだらけ…
こんな生活を毎日に続けていたら、心身ともにまいってしまいますよね。
なのに、意外と多いんですよね、こういう人…^^
仕事が休みの日の前日って、(例えば金曜日の夜とか)とてもホッとしませんか?
人間はこのように、
何にも縛られない、開放された時間とか環境が必要なんですね。
しかも、それが多ければ多いほど、心身ともに健康的になれるのではないでしょうか。
“ねばならない”をゼロにすることはできません。
ですが、少なくしたり、すばやく済ますことで、自由な時間や環境は、工夫次第でいくらでも作れるはずです。
よく単純な仕事や作業を、とっても複雑にして、時間を目一杯使って「私は仕事をしてます!」みたいな人がいますが、もったいないですよね。^^
そういう人は、ストレスで胃腸が弱っていたり、頭痛もちだったりする方が多いですね。
シンプルな生活環境を作って、より多くの自由な時間を作ってみましょう。
「過去を悔やみ、未来に不安を感じると、現在の大切なエネルギーが失われる。子供たちが常に元気一杯なのは、今この瞬間を生きているから…」
神田昌典写真は元気一杯の私の愛娘(^o^)
# by sizenkenkou | 2006-01-25 14:21 |
健康
皆さんは、MP3ってご存知ですか?
知らない人のために解説しますね。^^
ウォークマンみたいに持ち運びが出来る、音楽を聞く機械です。
パソコンから好きな音楽を取り込みます。
小さいので持ち運びが便利。しかもたくさんの曲を取り込むことができます。
そのMP3を少し前に買いました。
毎日通勤時間に聞いているのですが、最近どうも調子悪い。(>_<)
どうやら、故障気味のようです。(安物はすぐにこわれるらしい)
機械は使い続ければ、壊れる時が来ます。
連続して乱暴に扱えば、故障も早くなります。
人間の内臓も同じです。
食欲が満ちるまで、毎日お腹いっぱい食べたとしたら、いったいどれだけ内臓に負担がかかることでしょう。
“使いすぎ”による故障は、機械も内臓も一緒です。使いすぎないようにする。
こんな基本的なことが、多くの人は、なかなか実行できません。
現在の“健康”をうたう市場は、この“使いすぎ”を全く無視して、栄養を補うことばかり…
滋養強壮剤。
栄養ドリンク。
健康食品。
サプリメント。
「しっかり食べなきゃ」
「栄養つけないと」
好きなものを好きなだけ食べられる今の時代に、食べたりないなんてことがありえるでしょうか。
目の前に果物やケーキがあれば、お腹いっぱいでも、“別ばら”などといって、ついつい食べてしまうのが私たち人間なのです。
“補う”ことよりも、“過ぎる”ことの害に、着目すべき時代が、とっくに訪れていると思うのですが、まだまだ多くの人は、この考えを受け入れられないようです。
「こんなに栄養を摂っているのに、どうして調子が悪いのだろう?」
一度でいいので、自分自身に聞いてみてくださいネ。^^
一本 ○千円もする栄養ドリンク。果たして、効果のほどは… ???^^

# by sizenkenkou | 2005-12-20 23:59 |
健康
ある所に、小さな子供がお腹を空かして泣いていました。
そこで、小さなお魚を一匹摂って、食べさせてあげました。
すると、その子供は元気になりました。
次の日、またその子供がお腹を空かして泣いています。
だから、またお魚を食べさせてあげました。
次の日、またその次の日も、その子供はお腹を空かして泣いていました。
そのたびに、お魚を食べさせてあげました。
けれども、もしこのままずっと、その子供にお魚を与えていたら、その子供は一人で生きて行くことは出来なくなってしまいます。
そこで、この子供にお魚を釣る方法を教えてあげることにしました。
子供は嫌がりました。
「自分で魚を釣るなんて、絶対出来ないよ!」
子供は泣き叫びました。
けれど、あきらめずに、その子供に一生懸命魚釣りを教えました。
最初は、失敗ばかりでした。
けれどだんだんと、上手になってきました。
今では、子供は自分で魚を釣ることが出来るようになりました。
もうこの子がお腹を空かして泣くことはありません。
― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ―
頭痛で苦しんでいる患者さんがいました。
とっても苦しそうなので、その患者さんに薬をあげました。
その薬を飲んで、患者さんの頭痛は楽になりました。
でも、次の日、また頭痛がします。次の日も、そのまた次の日も…
患者さんは、そのたびに薬を飲みました。
そこで、患者さんに、「頭痛の原因は、肝臓からきています。肝臓を治すには、お酒を止めなければいけません」と教えてあげました。
患者さんは嫌がりました。
「イヤだ!お酒を止めるなんて絶対できない!お酒がない人生なんて死んだ方がいい。他にいい方法を探します」
しかし、いくら他の方法を試しても頭痛はよくなりません。
そこで、頑張ってお酒を止めることにしました。
最初は、失敗ばかりでしたが、この患者さんは頑張ってお酒を止めることが出来るようになりました。もう、この患者さんが、頭痛で苦しむことはありません。
注… 私はお魚は食べません。念のため… ^^
写真は、患者さんからもらったお礼のお手紙。
患者さんからの喜びの声。これほどうれしいものはありません。

皆さんは、昔話「三年寝太郎」をご存知ですか?
話の展開に、いくつかのバージョンがあるみたいですね。
三年間眠った後、突然起きだして、数々の村のピンチを救うお話。
宝の山を見つけ出し、大金持ちになる、というお話もあります。
いずれにしても、三年間眠った後、彼は大活躍するんです。
三年間眠る。
この意味がわかりますでしょうか?
このお話を健康に当てはめて考えてみると…
人生にはしっかりと体を休める時期と、一生懸命働く時期があるということではないでしょうか。
今の自分は、いったいどういう時期なのか?
ちょっと立ち止まって、考えてみるものいいかもしれません。
# by sizenkenkou | 2005-11-23 21:32 |
健康
「先生、最近またつらいんだけど、何かいい物ないですか?」
私がこの仕事をし始めて、一番よく聞かれる質問です。
それなら、○○を試してみてはどうでしょう。
多くの人は、こういう答えを期待します。
しかし、私はその期待に答えることはありません。
なぜでしょう?
それは、その前にするべきことがあるからなんですね。
パッと飲んで、パッと病気が良くなる。
この世の中には、そんなものはないんですよ。
そんな都合のいいものがあったら、病気というものはとっくになくなっていますよね。
答えを言います。
体に良いものをいくら摂っても、体に悪いものを止めなければ、健康にはなれないのです。
当たり前のことなんですが、この当たり前のことから、目をそらしている人は、残念ながら、健康にはなれません。
綺麗なバラの花を、ゴミだらけの部屋にいくら飾っても、ぜんぜん綺麗に見えません。
まずは、ゴミだらけの部屋を掃除しましょうね。(^-^)
「○○という(健康)食品は効きますか?」
この質問も良く受けます。
今回の記事で、この質問がとってもナンセンスなのは、ご理解いただけるでしょうか?(^-^)
ごちゃごちゃの部屋にお花を飾ってみました^^
# by sizenkenkou | 2005-11-20 19:15 |
健康